止まらない頭痛と吐き気、そして全身を包み込むだるさ。
そんなアナタにオススメな「解消法」です。
吐き気があるときは
まず吐き気がある場合は我慢せずに吐いてしまいましょう。
通常食べたものは2~3時間で胃を通過します。揚げ物や炒めものなどタンパク質や脂肪分が多くなると4時間以上掛かると言われています。
朝起きたときに胃に何か残っているということは、胃が相当に弱っているということです。その弱り切った胃に無理やり消化させることは更に負担を強いてしまうのです。
非常にツライ行為ですが吐いて胃の中を空にしてしまいましょう。
ただし喉に指を突っ込んでまで無理やり吐く必要はありません。
トイレを覗きこんで「ウッ」とくるなら吐いてしまいましょう。
水分を取ろう
コップ1、2杯の水分を摂取しましょう。
素早く水分を吸収するコツ
冷たい水をグイグイ飲みたいでしょうがちょっと待って下さい。
実は冷水とお湯では吸収される速度が異なります。
水分を吸収する小腸は当然ながら体温程度の温度で活発に活動します。
ここに冷たい水が流れこむと活動が停滞し、いわゆるお腹をこわすという症状につながります。このため胃は飲んだ水が体温程度に温まるまで胃の出口を閉めてしまうのです。
すなわち冷水をいくら飲んでも胃が膨れるだけで、なかなか水分を吸収出来ないのです。体温程度の温度の水であれば10分程度、0℃の氷水なら1時間以上胃に留まるといわれています。
素早く水を吸収するコツは、体温程度の白湯を飲むことです。
ただし涼をとるための少量の冷水であれば問題はありません。
大量の水分をできるだけ早く摂取したい場合は温かい飲み物を飲みましょう。
オススメしたいのはお茶・味噌汁・温めたスポーツドリンクです。
ナトリウム(塩分)を含む味噌汁やスポーツドリンクは体内に水分を保持する効果に優れています。
具体的に説明をすると、ナトリウムが含まれていない水を沢山飲むと体はナトリウムイオンの濃度を一定に保とうとし、積極的に水分を排出するようになります。いくら水を飲んでも体内に水分を保持できず、トイレが近くなるということです。しかし味噌汁やスポーツドリンクであればナトリウムが含まれているため、飲んだ水分は体に留まりやすくなります。
お茶であれば梅干しや塩昆布を入れると良いでしょう。