遺伝的適正を簡単に知る方法

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自分は遺伝的にお酒が強い体質なのか、それとも弱い体質なのか、まさか全く飲めない体質!?
とても気になりますよね。
しかし私達一般人には遺伝子解析なんて手が出せません。

実は簡単に遺伝のタイプを知る「アルコールパッチテスト」という方法が提案されています。
ご家庭にある身近なもので、しかも短時間で判定できる優れた方法ですので是非試してみてください。

アルコールパッチテストの方法

ALDHは二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解する酵素です、
このALDHの活性化を決める遺伝子の違いが悪酔いや二日酔いのなりやすさを決めています。

これは遺伝で受け継いだALDHのタイプを知る方法です。

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この「アルコールパッチテスト」は国立病院機構久里浜アルコール症センター 樋口進さんが考案したものです。

1、市販の絆創膏に消毒用アルコール(度数70~80%)を2,3滴染み込ませます。
2、腕の内側に貼り付けます。
3、7分後に絆創膏を剥がして肌の色の変化を見ましょう。
4、変化がなかった人は剥がしたまま、10分後に再度確認します。

 

結果の見方は以下のとおりです。

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・剥がした直後に肌が赤かった人

ALDH不活性型です。
全くお酒が飲めない「下戸」体質です。

 

・剥がしてから10分後に赤くなった人

ALDH低活性型です。
お酒に弱い体質です。

 

・肌の色が変化しなかった人

ALDH活性型です。
お酒に強い「酒豪」タイプですが、量を飲めるゆえにアルコール依存症になりやすい体質と言われています。
飲み過ぎには注意してください。

 

お酒が全く飲めない人は「パッチテストでお酒が分解することが一切できない体質だとわかった」と言えば、周囲も理解してくれるでしょう。
「アレルギー体質のようにアルコールは摂取してはいけない」ということをしっかりアピールしておきましょう。

仲間内でこのパッチテストを行うと非常に盛り上がります。
職場や友達を巻き込んで実施すると自分の体質を知るとともに周知させることが出来ますのでオススメです。

 


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